レポートfromブダペスト(公共交通)
ハンガリーも他のヨーロッパ都市同様、トラムが街なかを走り、バスや地下鉄、船(!)と合わせて市内の公共交通が充実しています。
公共交通はブダペスト交通局(BKK)が担っているため、チケットはすべて同じ形式で、基本の初乗りは350HUFです。
市外へは郊外列車かバスが利用できます。
路線図はすべての公共交通が網羅してあるので、なかなか複雑です。
市内の地下鉄は現在4路線あり、中でも1号線は1896年に開通した歴史ある路線。
1号線は相対式ホームなので、乗る方向を間違えて、階段をのぼって反対ホームに行く、という初心者ミスを何度か。。。
路線の番号は開発の順、それぞれ路線がカラーで表されていて、
1号線:黄 2号線:赤 3号線:青 4号線:緑 といった具合。
それぞれ路線によって走っている車両も、駅の雰囲気も違いました。
トラムはいろいろな車両が入り混じっている印象です。
路線によっては5両ほど連結した長大車両を見かけることも。
工事中の個所がちらほらあり、途中で路線が寸断されていたり、駅の位置が変わっていたり、バス路線に置き換わっていたりと、注意が必要だったりします。
市内バスのカラーは青で、2両連結のものは日本のバスに慣れていると、ものすごく大きく感じました。
ブダペストは中央をドナウ川が流れていて、西側がブダ、東側がペストで合併後ブダペストと呼ぶようになったのだそうで。
ドナウ川を渡る橋はそれぞれ構造が異なり、橋を見るのも楽しみのひとつになります。
この川を東岸・西岸を交互にわたるゆったりした公共交通も。のんびりと上流-下流間を移動するにはもってこいかもしれません。
(M2 あいこう)